マモアディーニの強い信念のひとつは、マムトネスとイッソハドールなくしてカーニバルはありえないというものだ。
仮面をつける瞬間（サ・ヴィゼラ）が、仮装のクライマックスとなるこの祝祭の重要性を物語っている。
その時、主人公たちはアイデンティティを失い、午後から夕方まで続くパレードに命を捧げる。
時を経て、マモアダの仮面の儀式は、歴史的な時間と神話的な時間が常に織りなす中で、さまざまな歴史的瞬間を参照しながら、さまざまな意味を重ね合わせてきた。
この祭典は、キリスト教以前の農耕牧畜環境において、人々や家畜から悪霊を追い払うためのアポトロパ的儀式として始まったと考えられている。
しかし、いずれにせよ、今日でもマムトネスとイッソハドレスの儀式は、キリスト教が後に寓意とカーニバルの仮面劇に貶めた古代の儀式の記憶を保持している。

マムトーネは間違いなく、マモアダのカーニバルで最もよく知られた仮面であり、おそらくサルデーニャで最もよく知られた仮面であろう。
今日、マムトーネの服装は豊かで特徴的である。黒っぽいベルベットのスーツに男性用のかぶり物であるボネット、ペデと呼ばれる黒いマストゥルーカ、手なめし革の靴であるハシンゾス、そして木で作られハンカチで覆われた黒い擬人化された仮面であるビゼラ（ムカドーレ）である。
しかし、さらに有名なのは、マムトネス族が全身につけているカウベルやガラガラの集まりで、その重さは25キロにもなる。
マムトネス族の重い足取りは、生産的な目覚めを促すかのように大地を力強く踏みしめているように見える。
特徴的なノイズを発生させるこの動きは、振付のパレードによってその威力を増している。

イッソハドーレスたちは、マムトネスたちよりも常に数が少なく、一見無秩序に見える方法で自分たちを配置する。1人が2列の先頭に立ち、1人が真ん中、1人が後ろに並び、他の者たちはマムトネスたちよりも機敏な足取りでランダムに移動する。
パレードの間、彼らは持っているロープを観客に向かって投げ、できれば女性や少女を捕まえる。
これは幸運を祈る仕草であり、ある学者によれば、ほとんど受精のような意味を持つという。